私には子供のおかげで出会えたものがあります。
それは「児童書」です。
息子たちの通う幼稚園では、貸出絵本があり、登園降園の際に好きな本を借りることができます。
子供の興味でチョイスする場合もあれば、私が読み聞かせてあげたくてチョイスする場合もあり、
その本選びも親子のコミュニケーションの時間だったりと楽しませて頂いています。
この児童書。
ロングセラーの一冊から、流行のベストセラー、市や県の推薦図書や図鑑辞典もの・・・など様々なジャンルと内容に飛んでいます。
我が子の場合、3人それぞれが惹きつけられるジャンルが違い、本に対する向き合い方もそれぞれです。
その中でも次男坊は児童書と多く関わってきました。
必然的に私も、そんな次男坊育てに児童書を一つのアイテムとして大切に考えています。
最近、また一つ次男坊のことで児童書に向き合う機会がありました。
以前にも増して、児童書の奥深さと次男坊育ての奥深さをワクワクした気持ちで学ばせて頂いています。

子育ての一番の土台は「食」。
オッパイやミルクから始まり、離乳食、幼児食、ごはんと、食べることで体と心が育ちます。
食べること、食べさせることは子育ての土台ではありますが、勿論、食べ物だけが生きる力を育むわけではありません。
「人との関わり」
「自分と向き合う」
「憧れや夢を抱く」
「知識教養を得る」
「幸せや悲しみや苦しみを知る」
育ち生きる全ての過程が、その子の心と体と生きる力を模索しながら培われるのではないかと思います。
そんな一筋縄ではいかない子育てを、
私は次男坊の本好きを通じて「児童書」から考え紐解く機会を与えられています。
食への向き合い方をメッセージする一人の端くれではありますが、
食のメッセージも様々な視点があることを私は「児童書」から学んでいる今日このごろです。
次男坊が導いてくれた「児童書」への世界と、
「児童書」が繋ぐ親子の絆やコミュニケーション、そして次男坊自身の育み。
それを助言アドバイス下さりながら、一緒に私の子育てをサポートくださる周囲の尊敬する先生方。
子育てとは、まさに「子」によって「育てられる」「気づかされる」自身の育ちなのだと
今頃深く感じている愚母なわけです。

手作りのインスタント味噌汁「味噌ボール」をコーヒー代わりに、児童書にどっぶり浸かる時間が心地よい昼下がり♪